【北アルプス】真夏の日帰り燕岳登山。夏空と深緑と絶景【前半】

いよいよ真夏がやってきた。

9月の半ばに夏休みを四日間取れたから、雲ノ平周遊計画を立てている。

今回は、その前哨戦なるものにしようと思い、北アルプスでも比較的登りやすい燕岳を選んだ。

 

夏特有の深緑と青空が僕を待っていて、日々の喧騒から守ってくれる。

生きたい場所はここなんだなあと思わせてくれるような山行になった。

 

燕岳登山口へ

仕事が早く終わったから、夕方に出発することができた。

せっかくだからさわやかでも食べようということで、静岡経由で長野へ。

 

途中に寄った、駿河湾サービスエリアで見た夕焼けがあまりにも綺麗だったのを覚えている。

いや、やっぱり、綺麗というのはちょっと違う。

切ない夕焼けで、思わず写真を撮ってしまう。

どうやらここは有名な夕焼けスポットみたいで、

たくさんの人が各々椅子とかを持ち寄ってビールとか飲んだりしていた。

 

僕は地元がこのサービスエリアがある沼津で、

帰省するたびにこの港街ののんびりとした空気感を羨ましく思う。

夕景を見ている人々はまさにそれだった。

 

燕岳登山口に到着したのは、深夜の1時ごろだったと思う。

7月最後の日、日曜日だったこともあり、前乗りしたのに第一駐車場は残り一台だけ空いている状態だった。

燕岳登山口付近には、3つの駐車場があるが、この第一駐車場が最も登山口に近い場所にある。

だからと言うこともあって、もう満車状態だったのだと思う。

暗い中行くと高確率で道を間違えることがあるので注意です。

 

今回の登山ルート

登山ルートと言っても、燕岳の場合一本道で、

登山口から燕山荘まで迷うことなく行ける道だからとてもシンプル。

合戦沢の頭・燕岳 / 大知さんの燕岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

休憩を結構多めに取ったが約9時間程度のタイムで往復することができた。

 

まずは合戦小屋を目指して

いよいよ登山開始。

5時ごろ起きたけれど、なんだかんだ支度に時間がかかってしまい、

出発したのは6時ちょうど。

次はもう少し早く出発したい….。

 

あたりはもう明るくなっていて、川の音と鳥の声だけが聞こえた。

本当に静かな場所だった。

 

少し雨が降っていたのか、路面が若干濡れていた。

 

登山口で登山届けを記入し、緑へ入っていく。

この日は日曜日ということもあって、登山客がとても多かった。

 

でも多かったのは登山口周辺だけで、

登山道に入っていくとあまり人に合わなくなり、

自分のペースで進むことができた。

緑がとても深い。

早朝はまだ空がぼんやりしていて、

森に太陽は届いていなかった。

 

歩くにはとてもいいコンディションだった。

今回から、ベースレイヤーをモンベルのメリノウール100%のものに変えてみた。

そのこともあって、体が温まるのが早くて少し暑いくらい。

 

空が明るくなってきた。

 

燕岳の林道は、北アルプス三大急登と言われていて、

そこそこに斜度が厳しい。

 

一般的な坂道がほとんどなく、

木の階段等を大股で超えて行きながら歩かなければならないのが体力を削っていった。

 

 

木漏れ日が心地よい。

 

途中に抜かされた親子。

僕たちが降っている頃にまだまだ中盤くらいを登っている親子を見ることは

この時はまだ知る由もなかった……..

 

光が本当に美しい。

森に入ると、ついつい写真が止まらなくなってしまう。

 

 

だんだん標高が上がっていくのがわかる。

 

僕は喘息持ちで、高山病にもこれまでかかりやすかったため、

今回から吸引器を朝に吸うことにしたら、

すこぶる調子が良かった。

こんなにスイスイ登って後半バテないだろうかと思ったけれど、

ずーーーっと楽しい時間が続いた。

苦しさはほとんどなかった。

 

途中にあった岩。

どうやってこんな大きなヒビが入ったのだろう。

 

大自然の中に入ると、

自分の想像では追いつけない現象を度々見ることがある。

 

合戦小屋まであと5分!

 

合戦小屋に到着!!

 

ここまで来たらあと少し、という気持ちが僕的にはあるが

実際はまだまだ。

ここからさらに急登が始まるのだから….。

 

ちなみに、合戦小屋ではスイカが食べられる

他にも色々な食料や水分が売られていて、

予め水とかを少なめに持っていって、

ここで補給するのもアリだなーーと思った。

 

ウエイトは軽ければ軽い方がいいと思っている派なので。

最低限のミニマム装備で常に歩きたいと思ってしまう。

 

北アルプス三大急登と、見えた燕山荘

合戦小屋を通過すると、尾根がひらけてくる。

 

森の中にいると、実際どれくらい晴れてるのか掴みづらいけど、

抜けると完全な晴天だということを知った。

思わず気持ちが昂る。

 

日足を直に浴びると、今までよりもどばっと汗が吹き出るのを感じた。

登山では体温調節がとても大事になってくるから、水分を意識的に多めにとるようにしたり

涼しい格好にしないとすぐに体調が悪くなってしますから、ある意味晴れは怖い。

 

ガスは少しあるけれど、本当に気持ちの良い晴れ。

 

少し歩いていると、遠くに赤い屋根の建物が見えた。

燕山荘だ!!!!!

 

山荘が見えた喜びと、まだまだあんなに登るの…?と少しの絶望と。

だけれどあそこまで登ったらどんな景色が見れるんだろうと、楽しみな気持ちが大きかった。

 

遠くには槍ヶ岳が見えた。

正直、槍ヶ岳にそこまで興味はない。

登りたいとは思わない。

ただ、こうやって遠くから眺めて、その存在に気づかされるのはいつも槍ヶ岳。

 

さらに歩くと、白い岩が多くなってきた。

燕岳はこの地形が多い。

山頂に近づいている証拠なのだと思う。

 

ここからさらに標高を上げて燕山荘を経由し

山頂を目指していく。

 

山頂での景色は、まだ次のお話で。

 

今回の主な装備

  • ザック-山と道mini2
  • ベースレイヤー-モンベル メリノ100%
  • ソックス-point6
  • カメラ-fujifilm xt2
  • シューズ-salomon xa pro 3d