ULハイクの必需品「TOAKS Titanium Windscreen」をレビュー

先日、moonlightgearに初めて行ってきました。

さまざまなギアに触れてみた中で、目に留まったアイテムがありました。

 

それが、「TOAKS Titanium Windscreen」でした。

 

見るからに軽くてコンパクトそうな、この風防。

実際に使ってみてどうだったのか、レビューしていきます。

 

TOAKS Titanium Windscreenのスペック

まずは、TOAKS Titanium Windscreenのスペックからご紹介。

サイズ580mm × 118mm
重量15g
素材
Titanium

moonlightgearから抜粋。

 

 

とてつもなく軽量です。

また、チタンを使っているため頑丈。

あらゆるシーンで活躍してくれる気がしています。

 

 

TOAKS Titanium Windscreenの特徴①:軽量でコンパクト

まず触れたいのが、素材がチタンだということです。

現在日本で手に入る、ガスや固形燃料、アルストの風防は、

ステンレスやアルムがほとんどです。

そうなると、嵩張ったり少し重くなってしまう傾向にあります。

 

ですが、チタンを使用することにより、

軽量化に成功しています。

 

 

また、柔らかくて丸めることができるため、

コンパクトに収納することができました。

小さくしても、歪むことなくまた同じように展開できるので使い勝手がとてもいいです。

 

 

TOAKS Titanium Windscreenの特徴②:耐久性が高い

 

チタンは非常に強い素材であり、長期的に使用することができます。

moonlightgearのHPによると、なんと2、3年も使えるそう。

2000円弱でそれほど長持ちするとなると、コスパ最強に思えます。

 

TOAKS Titanium Windscreenの特徴③:経年変化も楽しめる

 

僕はまだあまり使用していませんが、長年使用していくと

焼き色がついてどんどん渋くなっていくところ。

 

moonlightgearのyoutubeでも紹介されており、

いい感じの焼き色がついていました。

 

myogという言葉が流行っているように、

自分でギアを作ったり、育てたりするのはULの醍醐味だと思っています。

 

風防一つにしても、そういう思いをさせてくれるギアだなと感じています。

 

 

Tips①:どうやって2枚を留めるか

TOAKS Titanium Windscreenは、

円を描くように自立し、最後に重なる所を留めると安定性が高まることに気づきました。

 

moonlightgearの店員さんは、ヘアピンで留めていると仰っていましたが、

僕も試したところゴムの部分が溶けてしまったため、代替案を考えました。

 

そこで、コンパクトにするために、切断した余ったチタンを使うことに。

 

写真のように、余りのチタンを切断し、切り込みを入れます。

 

すると…安定しました!!!!!

正直、これを思いついた時は天才だと思いました。すみません。

 

これで、2枚を留める問題は解決しましたね。

 

Tips②:クッカーにサイズを合わせる

 

購入した時に、クッカーより風防の方が背が高い状態でした。

 

風防が高さ118mm

クッカーが高さ87mm

でした。

 

 

そのため、目視でですが、30mmほどカット。

 

そうすると….

 

風防の方が低くなり、きれいにスタッキングが完了。

工夫一つで山行での使用が快適になった気がします。

 

実験:TOAKS Titanium Windscreenを、有/無しで使用し、燃焼効率を検証

※上下逆で使ってしまった…

実際、TOAKS Titanium Windscreenを

使用した時と、使用していない時。

どれくらいの差があるのだろうか、と実験をしてみました。

 

何分で沸騰したか、で競います。

 

—環境—

  1. 風速4mの日のベランダ(3階)
  2. ストーブ→batch stovezのgram weenie pro
  3. アルコール量→30ml
  4. クッカー→evernewのMP500 フラット

 

—結果—

TOAKS Titanium Windscreenあり3分47秒
TOAKS Titanium Windscreenなし6分11秒

 

 

やはり、TOAKS Titanium Windscreenを使用した方が、燃焼効率が高いことがわかりました。

(これであまり差がなかったら震える)

 

 

やはり風防がないと、火が暴れ回ってしまい、

燃焼効率がガクンと落ちた印象があります。

 

そもそも、TOAKS Titanium Windscreenを使用してない場合、

アルストの本燃焼まで1分30秒もかかりました。

 

 

まとめ

TOAKS Titanium Windscreenは、今後、

登山での調理等に必要不可欠なアイテムになると思いました。

 

風が強い状況下でも、火力が弱まらず、

結果的に燃料の節約にも繋がります。

 

軽量かつコンパクトであり、持ち運びや収納にも便利です。

UL心をくすぐるtipsもいくつかあり、非常に満足しています。

 

 

関連記事

登山において重要な要素の一つが、軽量化だと僕は思っています。特に長時間の登山やテント泊での装備持ち運びには、軽量でコンパクトなギアの選択が不可欠です。 そこで、今回は登山で使われるクッカーの中でも注[…]

Verified by MonsterInsights