5日目の朝。ここまで来ると、よくいろいろなブログで見るけど、朝起きた瞬間に今日はどこにいるんだっけって一瞬思うことがある。
毎日寝る場所が違くて、起きた瞬間にいつも頭を整理している。
今日はこの旅の一番の目当ての四国カルストへ向かう。
どんな景色が見れるんだろう。
いざ四国カルストへ
今日は、道の駅かわうその里すさきの近くにあったファミマで、朝飯を食べる。
今日も同じメニュー。ここ最近、気温がかなり低いのに店内の温度は全く下がらない。イートインで食べるときは結構つらかった。
そして今日も安定の雨。今のところ降ってないし、降水量も低めだからどこまで持つかだなと思った。
上のほうは降ってることは間違いないな。霧というか雲というか、とにかくもう何も見えないので濃霧の中を走ることになりそう。
絶対にいい景色が見たいぞーーーーーーー
前日にできなかった洗濯をして、出発した。
ついに四国カルストに向かえる。
アクシデントがあったので、結局出発できたのは、お昼過ぎだった。
さっき朝ごはん食べたのに、またコンビニによってお昼ご飯、、、、
ついでに今晩の仕入れもした。四国カルスト山頂にはもちろん何もない。
そういうホテルみたいなのはあるけど、コンビニ系統は全く。
バナナと、安定のカップラーメンを買った。
今日のコース
距離
最大標高差
平均斜度
全体:1.7%
獲得標高
想定所要時間
ラスト15㎞で、1000m上るっていう鬼畜なコースです。
全然イメージできない。60㎞くらい走って、ラスト15㎞で上るってことは、それまでの60㎞で300mくらいしか上らないことになる。
上ったり下ったりするのか、純粋に若干平坦気味なのかはわからないけど、とにかく走ってみないとわからない。
いよいよ峠に突入、、?
こんな感じ。ちょっと漕いだだけなのに、もうこの雲の量。先が思いやられるな、、、、、、
漕ぎ始めてまだ20㎞くらい。この辺はまだ普通の山って感じ。大体斜度4~6%を繰り返す。
涼しくてかなり走りやすいし、丁度いい感じの斜度。めちゃくちゃ楽しかった、気分上がった。
でもこの時はまだ、こんな感じがずっと続くだけだと思ってた。
この後、僕は四国カルストの本気を見ることになる。
自然の大きさ、雄大さ。
まだまだ余裕そう。
残り30㎞!!!どうやら四万十川の源流もあるらしい。
もちろん行くような余裕ないけど。
途中に道の駅があったので少し休憩。まだまだ余裕、かなり楽しい。
色々なところに野菜なりなんなりが売っている。ご当地グルメっていうやつ。
まだ何も買ってないけど家族とかに買っていきたい。(とは思ってる。)
先を急ぐ。この時の景色はこんな感じなんだけど、
全然標高が上がらない、、
まだ民家があるし、何というか、この時もうすでに違和感があった。
結構上っているつもりなのに、全然峠感が出ない。
イメージだと、もうかなりの霧の中で、あんまり車も通ってなくて、
車道も狭いような感じだと思ってた。つまりまだまだ全然上っていないことになる。
困るなあ、、まだまだ上る。
けどこの辺はいい景色が続いていい気分だった。
この写真も、
この写真も。
この写真も。
フィルムカメラを運んだ甲斐があった。
僕のイメージでは、こういう自然な写真は、
デジダルで撮ったほうがよく映る気がする。
フィルムでとってもかすむだけだし。
けど、フィルムのカメラマンで、登山とかキャンプの写真を、あえてフィルムで撮るっていうところに、かなり共感したので僕も勝手に真似している。
そして、上ったのに、また下る。
全然意味が分からない。一向に上らせてくれる気配がない。
ちなみにさっきの道の駅は、大体標高500mくらいだった。多分300mくらいまでは一時は下ったと思う。
すごくきれいな水の色。四万十川の源流が近い気配がした。
地図によると、ここを先に進むらしい。
確かに、何となく四国カルストのほうへの気配がする、
まだ下る。この辺から雨が降り出してきた。かなり強い、”耐えられない雨”である。
実はここからが本番だった
こんな感じなんだけど全然意味わかんない。
ここからが本番、みたいなところある。少ししたら、左に小道のようなものがあった。どうやらそれはそっちらしい。
全然違う。今までとはけた違いな、斜面。ここからは大体8~15%くらい。
日が暮れるまで着きたいし、漕ぐしかない。力尽きないように頑張ります、、、
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