自転車で四国一周の旅 2日目:三好→日和佐2/2 まさかの心霊スポットを通過!【連載4/11】

 

前回の記事の最後のほうに書いたように、35km先の道の駅に進むことを決めた。明日がわりと大雨なので、少しでも多く、雨が降らない時間に走りたかった。

めちゃくちゃ怖い道っていうのは知ってたから、なおさらビクビクしながら走りました。なんと、途中に心霊スポットを通過していたことも、後になってわかりました。

 

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35km先の道の駅へ。まずは夕飯と温泉

 

コースはこんな感じ。暗かったせいなのかわからないけど、獲得標高が250mくらいだったっていうのは驚き。かなり精神的に追い込まれていたのか、体が疲れていたのか、わからないけど、かなりきつい35kmになった。

まず、ご飯を食べようということで、近くのレストランに向かった。途中通過した大きい橋。

この時点で相当暗かった、、

海の広さが、さらに心を不安にさせたしザワザワしてた。

ステーキ屋があったのでかなりガッツリ食べた。

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肉うまかったなあ、、、

 

次は風呂。日和佐の宿で風呂を貸してもらうとか行く前に入るとかいろいろ考えたけど、向こうに着く前にしまってしまうんじゃないかということで、那賀川で入った。

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大和の郷。ここに関しては二年前も行っていたから良い印象があった。けど道が細くてちょっと行きにくかった。

ちょうどサッカーの日本代表の親善試合見たいのがやってて、ストレッチをしながら見ていた。

 

僕は中学校のときから、寝る前にストレッチをしないと足が変な感じがして、ほぼ毎晩やっている。温泉に入っている間は、今朝までいた親戚の方のことを考えると、気が気でなくてあんまりゆっくりは入れなかった。空き家が増えてて、スーパーも隣町に行かないとないようなところで犬と二人暮らし、、、早く現像したものを印刷して写真を送らなきゃ、、、

 

暗闇の35kmスタート

温泉をあがったらもう21時くらいだった。完全に真っ暗。

けど徳島から続いている55号線に沿っていけば必ず着くから迷うことはない。問題は暗さと寒さ。寒さに関してはお風呂上りだということもあって暖かかった。ああ真っ暗だなあ最悪だなあなんて思いながらペダルを回した。しかもその日は月が出ていなくて月明かりもなかったので余計にに暗かった。

また、これから行く道の途中で、車は別ルート(バイパス的な)になるので、自転車は旧道を通らなければならない。日中なら車が少なくていいのだが、夜だと怖いから車が通っていたほうが安心した。

 

めっちゃこわかった。トンネル本当にやべえ、、、何回も後ろ振り向いた。何か追いかけて来たらやばいなって思うと後ろが気になって仕方なかった。

道の駅に行くまでに公衆電話が4つあって、僕は公衆電話に対しては異常なほどの恐怖感を持っているので、(みんなも怖いと思うけど)暗闇の中にポツンとあるそれが、恐怖感を増させた。途中、鈴の音が聞こえて、気になったけど何もなかった。(何もないんかいwwwwwwww)

あとは、蜘蛛の巣みたいなのに引っかかった。道のど真ん中で。前に、蜘蛛の巣に引っかかるような感覚があるときは、幽霊かなんかに触れた瞬間だって聞いたことがあったから、あーあの時のアレはアレかあなんて寝る前に思ったりした。

 

そんなこんな(実際はそんなこんなってほど穏やかじゃないです)で、道の駅日和佐に着いた。バイクで来ている人が5人くらいいて、他にはお遍路さんがテントを張っていた。適切なスペースが少ししかなかったから、仕方なく自販機の前にテントを張った。

 

僕が使っているテントは、モンベルのU.Lドームシェルターと言うもの。モンベル曰く、これはテントではなくシェルターと言うくくりらしい。中に何か重たいものを入れてないとすぐ風で飛んでしまう。けど、わずか600gしかないし、コンパクトなのでかなり使いやすい。ハンドルバーバックにすっぽり入って余裕があるくらいだ。

これは骨組みを組み立てて、テントそのものを広げて、骨組みをかどっちょに合わせれば完成。今は慣れてるので30秒ほどあれば余裕で立てれる。

周りはこんな感じらしい。現在地どこやねん、、、

テントの目の前に自転車は止めた。これで物音がしたらすぐ起きれるぞ。チャリのってる人は常に盗まれないか心配。実際のところ興味ない人には全然かっこよくないし、欲しくもなんともないだろうなあと思う(笑)

 

横になってからなかなか寝付けなかったので、通過したからいいだろうと思って、今日の夜、通ってきたところの心霊スポット的なものを調べていた。

ghostmap.net

あったんだよなあ、、、、しかも僕がめちゃくちゃ気にしてた公衆電話。あの時振り向かなくてよかったと思う。何も起こらなかったかもしれないけど、とにもかくにもゴールに着けて良かった。本当に怖かった夜道でした。

 

道の駅は本当に聖地。僕はまるでここが自宅のベットかというほどに、安心していた。本当に何もなくてよかった。

 

いい天気だった。

 

 

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