ついこないだ、僕が育った街、沼津でオールナイト映画祭が行われました。
その名も、「夜空と交差する森の映画祭」。
会場は、泊まれる公園「INN THE PARK」。
有名映画(メイン映画)が7本、その他短編映画が音楽フェスの様に、4つあるステージにて上映されました。
野外映画祭に行ったのは初めてで、どんなものかととても楽しみにしていましたが、
予想を大きく越える満足度で、とても楽しむことができました。
そもそも地元で、且つよくランニングで使っていた公園でそんなイベントが行われるなんて夢の様で、
とても不思議な感覚でその場にいた僕でした。
たくさん写真を撮ってきたので、合わせて載せていきますね。
そもそも夜空と交差する森の映画祭ってどんなイベントなのか
「MORI NO EIGASAI PROJECT」という団体が開催している映画祭イベントで、
毎年場所は変わりますが今年で6年目を迎えています。
森の中で映画を見て、広い会場を行き来しながら昼寝をしたり、食事をしたり、キャンプを楽しんだり
終わった後で感想を言い合ったりして。
そんな特別な時間を、10年後ふと思い出してしまうような体験ができるイベントです。
本当に居心地のよい場所
さっきも書きましたが、会場は僕が高校生の時に部活の練習でよく使っていた公園。
そこが一変、おしゃれで居心地がとても良くて、人がたっくさんいる場所になったのはとても驚きました。
できることならずっとここにいたい、とまでも思わせてくれるような空間で。
入り口には、どこか懐かしい気持ちになるような看板が。
何だろう、今は大人になってしまったけれどその大人たちが子供の頃、集まって一緒に作り上げた、
そんなことが想像できるデザインというか雰囲気というか。
会場の歩道にはいたるところにランタンが設置されていて、夜には光って道しるべになってくれました。
スタッフさん、大変だったろうな一個一個スイッチオンにするの。
いたるところがノスタルジックなんですよ
いたるところに、こういう子供の頃の記憶を刺激してくるような、
これペルソナ僕(哀愁好き)だろ!!っていうギミックがいくつもあって少し切なくなったりもします。
昭和感漂う看板。
夜になると、ここでUPLINKやFILMARKSの方達とお話ができる場所に変ったのでした。
夜はこんな感じでした。
他には、
こんな感じで、本当に良く会場作りがされているなあ、、。と心から感心しました。
何様だよ!ってなりますが、この街で育った身からすると、
こういうイベントを実行してくれてありがとう、と思えます。
小学校の頃に使った、自然教室の焚き火の使い方説明。
懐かしいな、全てが。
他のエリアはこんな感じです
これがINN THE PARKですね。
最近ではもう、人気すぎて全然予約が取れないそう。(いつの間にこんなのできたんだ、、!)
広い森を存分に使った、開放感のある場所です。
本当に音楽フェスみたいで、他の会場の映画を見るためには5分くらい歩かなきゃいけないんですが、
その間にも何もかもが見所で映画以外にも楽しめることがたくさんでした。
だんだん日が落ちてきて…
だんだん日が追ってくると、会場は日中とはまた違う表情を見せ始めました。
(基本的にはゴリゴリのノスタルジック)
会場の端の方で少し休憩していると、ついさっきまでHip Hop系の音楽が会場で流れていましたが変わったのがわかりました。
すごく馴染みのある、懐かしさと居心地の良さで幸福感に包まれるバンド、、、。
フジファブリックの「若者のすべて」でした。
もう涙が出そうになりましたよね。
ここでフジファブくるか!!!!!と。
ピンズドすぎて、これは僕のためのイベントか!!!!!って感じでしたよ。
その後もくるりとかそういうジャンルが流れていて、、、。
とても幸せな時間でした。
いよいよオールナイト映画祭スタートです
完全に日が落ちた18:30pm。
主催者のサトウダイスケさんからの挨拶があり、映画がスタートしました。
最初のメイン映画は「きみに読む物語」。
ライアン・ゴズリングと、レイチェル・マクアダムスの恋愛映画です。
これはかれこれ3回目くらいでしたが、外で見るとまた違った良さがあって、見入ってしまいましたね。
人はたくさんいますが、音がちゃんと聞こえるくらい大きいのと周りが静かなので集中して見れました。
うん、、、何度見てもよいな。
30分ほど時間が空いて、次は「インターステラー」。
僕の大好きなクリスタトファー・ノーラン監督の作品です!!!!!!!
これもすでに数年前に一度見ていましたが、やはり楽しみにしていた映画。
よかった、、、、、、。
始めてみたのは確か、高校生か大学一年生の時で、
まだ自分が子供だったからか全然内容が理解できなかったんですよね。
ですが、今回見たときはちゃんと理解できたからか、余韻がすごかったです本当に。
こんなに衝撃あったっけ?とまるで始めてみたかのように楽しめました。
他のステージでは短編がいくつかやっていたり、メイン映画がちらほらやっていたり。
途切れることなくオールナイトで上映していました。
(僕は眠すぎて2時ごろに離脱、、)
他には屋内で上映しているところもありました
ステージごとに名前があって可愛いです。
映画以外ももちろん充実しているんです
もちろん映画だけではないのですよ、このイベントは。
ご飯が食べれるところとか、本当一晩過ごすには困らない程度のものはなんでもあります。
ライトアップも一つづつ凝っています。
「きいろいながぐつ」というステージには、面白いギミックもありました。
よくあるっちゃあるんですが、ボードに文字を書くと光で浮かぶやつ。
こういうちょっとしたギミックが子供心をくすぐるんですよ。
こうして、居心地の良いイベント会場で一晩を過ごしたのでした。
総括すると
本当に最高のイベントでした。
沼津といい映画といい、ノスタルジック感といい。
何もかもが僕にぴったりで、本当に大満足です。
お客さんの年齢層はかなり若めで、大学生?が多かった気がします。
それほどトレンドのイベントなんでしょうね。
来年以降、また沼津で同じイベントがあるかはわかりませんが、
もし違う場所でもまた参加したい、そう思える映画祭でした。
HPはこちら: