膝が痛い。
あまり寝付けなかった気がする。
もうまともに使えないくらい膝が損傷していた。
このせいで目がさめるといつも憂鬱な気持ちになる。
今日も漕ぐのか、走り初めが地獄だな、、って。
だけど阿蘇は一番行きたかった場所。
なんとしてでも大観峰まで行って帰ってくる。
阿蘇・大観峰に向けて出発
昨日熊本について、このゲストハウスに一泊したが、今日は阿蘇に行くのでもう一泊する予定です。
荷物を持ったまま大観峰まで登るのは中々苦しいので、置いていきたかったからです。
今日は膝の痛みのピークなのでだいぶ不安がありますが、阿蘇は前からかなり楽しみにしていた場所なので期待でいっぱいすぎます。
絶対行きたいのです。
昨日の肉屋さんにカメラを忘れていたので取りに行ってからスタート。
阿蘇サイクリングの本来のコース
大観峰まで、と書きましたが、本当は一周する予定でした。
でも膝の調子や体の疲労も考えて、大観峰まで行って帰ってくる、というコースの変更したのです。
本当だったら阿蘇市まで降りて阿蘇パノラマラインまで行ってカルデラとかも見たかったのでとても残念ですが仕方ないです。
また来るしかありません。
57号線は通行止め
よくあるのかもしれませんが、57号線は通行止めでした。
自転車には影響ないですが、57号線を使って阿蘇に行こうとしていた人たちが、僕たちが行こうとしている339号線を使ってくるのですから、車は必然的に多くなります。
それだけが本当にしんどい、、、。
登りでスピードが落ちているのに車はガンガン抜かすことになるので結構怖いんです。
ミルクロード(339号線)に行くまでは、熊本駅から大体20kmくらいあって、しかもダラダラ登っててそれが初めはかなりしんどかったです。
あまりにも膝が痛すぎて、痛み止めを飲もうか考えたし、途中までは引き返すつもりでした(笑)
けど今耐えれば絶景を見れる、それだけを考えて走りました。
道の駅大津で休憩
339号線と、57号線の分かれ道の手前に道の駅大津があります。
サイクルラックあります。
飲み物や食事はもちろん、お土産などもかえる場所でした。
朝から何も食べていないということで、また赤牛を食しました。
本当に美味しい。
何回食べても、毎日でも食べられると思います。
食べ終わってから少ししてまたスタートです。
ミルクロードへ
「ミルクロード入口」という看板があるのですぐわかると思いますが、そこを左に進むとミルクロードがスタートです。
登ってみた印象的には、初めは割とガツンと登るんですが、上につくとそこからはほとんど平坦のようなもので、ダラダラとアップダウンを繰り返し、大観峰につきます。
あそこまで登るんや、、。
よっぽどのことがなければ、足を回し続ければ着きます。
基本的に生き急いでしまう僕ですが、登りでタイムトライアルとかでなければ基本的に自分でペースで漕ぎます。
阿蘇まで28km。
阿蘇のどこのことを指しているのかわからないけどそんなに距離はなさそうです。
ダラダラ登ります。
それにしても車が多すぎる。
どこまでこれが続くのかわからないですが、渋滞かってくらい続いているのでだいぶストレスがかかりました、、。
アソ シティ に突入です。
ここまではずっと林の中というか、景色開けてないし車多いし退屈だったんですが、阿蘇市方向と大観峰方向の分かれ道に着いた途端、
いきなり道が開けましたよ。
なんだよこんなにいい景色なら早く行ってくれよ!
この時点ではこんな景色ごときで興奮していた僕ですが、そこからさらに登ったところに、もっといい景色があったなんてまだ知る由もありませんでした。
そこからはもう本当に大興奮でした。
阿蘇やべーー!!
きてよかったーー!
楽しくなっちゃってなんども写真撮ったしペースも上がりました。
この曲がり角めっちゃすこ。
僕は夢中になって、膝の痛みなんかを忘れて、撮り続けたのです。
そんなわけありません、絶景みて写真撮るくらいで痛みが取れるわけないじゃなですか。
この電柱といい色といい、電線の張り方といい、うっすらと感じてはいましたが、阿蘇はとても懐かしい気持ちになる場所です。
風景が穏やかで、どこかレトロで、できれば万全の状態で走りたかったですが、疲れ切った僕がそう感じるくらいですからよっぽどなんだと思います。(冷静に10%ってきつくね)
振り返るとこの道。
たまんないなあ。
ミルクロードの途中に休憩所
道が拓けた場所から少し走ると、休憩所がありました。
かぶと岩展望台の前あたりです。
サイクルラック、ありました。
ご覧の通り、今日は身軽です。
ここでは、ドイツ発祥のソーセージを使ったホットドックや暖かい飲み物などが飲めます。
自転車を漕いでいるとすぐに疲れてしまうしお腹が空くのでちょくちょく休みを入れています。
場所も一応貼っておきます。
そしてまた走り始める。
牛がいました。
今は生きているのにそれから赤牛にさせられてしまって、こういうのを見ると、食べ物には本当に感謝しなきゃいけないなと痛感します。
少しづつ、全貌が見えてきました。
右に曲がるとたどり着きます。
45号線の方に進むと、別府にたどり着くんだ。
しかも、そこまでの道もかなり絶景だそうです。
この坂を登れば到着です。(今登っている)
大観峰に到着。雄大すぎる。
あまりにも絶景すぎます。
来た甲斐がありました。
どうしてこんな特徴的すぎる地形なんだろう。
崖に囲まれている街。かっこいい。
大観峰まででこのクオリティなのに、この先まで行ったら一体どれだけ感動するのだろう、もっと行きたくなりました。
次は絶対阿蘇パノラマラインまで行きます。
この場所を1日で満喫するのは不可能すぎる。
何泊かして、毎日同じ景色でもいいから見て、気のすむまで堪能したいと感じでいました。
その後は帰路につきました。
今日は本当に大満足です。
膝は本当に痛かったけど、いい物見れました。
感動です。
今日のまとめ・ルート
なんども言うようですが、本当に絶景でした。
次は、コンデジじゃなくてできればフルサイズのカメラを買って出直したいです。
天気が悪い予報だったのでフィルム一眼もなかったのが本当に後悔でした。
もう一度行くしかないです。