8日目に対して、まだ熊本、という感覚が、まだまだ全然漕いでいないな、という感覚を強くさせます。
ですが、僕の膝は限界。
一度休みを入れないと、水が溜まりそうになる痛みだったので、1日だけ休みを入れることにしました。
熊本駅から鹿児島駅まで輪行。
こんな不甲斐ないことを想像していませんでしたが、走り続けるためです。
ここで終わるわけにはいかないので、延命措置を撮りました。
自転車乗るの、諦めました
阿蘇から帰ってきて、かなりの痛みだったので、おそらく明日は無理だろうなあ〜とぼんやり考えていたのですが本当に厳しい状態になってしまいました、、。
無念です。(正直今日のコースはあまり楽しみではなかった)
夜の最後の便くらいで鹿児島から桜島までのフェリーに乗ろうと考えていて、逆算したら午前中は少し余裕があることに気づいたので、少し観光をしました。
一昨日行ったお店にまた行ってしまった。
きっと店員さんは、どうして毎に同じ服でここに来るんだろう??と思っていたに違いありません。
しかも昨日はカメラも忘れたのですから、今後も彼らの記憶に残り続けるでしょう。
静岡から下関に行った時に食料がなくてお腹が空いたのを反省して、今回はお菓子を多めに買って行きました。
食料の調達が終わってから、熊本駅に向かいます。
自転車もすご疲れていそうだ、ぐったりしている。
今日は休ませてあげます。
熊本駅まで漕いで見ると意外なことがわかって、肌感ですけど、熊本駅周辺よりも宿の近くの方が栄えている気がしました。
商店街な服屋さんなど、なんでもありました。
見てないだけかもしれませんが、駅の周りは道路と川ばかりでした。
路面電車が通っていました。
すごく好きな雰囲気です。
熊本駅は正面ですが、右に曲がると熊本城に行くこともできます。
今回は行きませんでしたが、次来た時にはしっかり見たいと思います。
熊本駅です。
すごく立派なつくりをしていてびっくりしました。
今まで見た駅だとかなり好きです。
電車・街並み・空気 全てが懐かしいで溢れている
出発して間も無く、田園風景が広がりました。
こういうところを走るのが本当はもっと楽しいんだろうなあ。
乗り換えで乗った電車が少し変わった内装をしていました。
西日がとても眩しかったですが、オレンジ色がとてもいい色でした。
途中に、開業100年の駅などもありました。
一眼レフを持った人たちが、駅で止まるたびにしきりにシャッターを切るので少しレアな駅や電車が多いのかもしれません。
だんだん夕暮れになってきて、暗くなり始めました。
知らない土地にどんどん進んでいるときに暗くなると、漠然と不安な気持ちが押し寄せて来るような気がします。
もうほとんどくらいです。
なんだろうな、静岡の実家に帰るような気分になるんです。
千と千尋の神隠しの最後の方のシーンのような。
車内も閑散としていますがどこか落ち着きがあって居心地が良かったです。
鹿児島駅に到着。フェリーで桜島へ
鹿児島駅から桜島フェリー乗り場はすぐです。
自転車で5分もかかりませんでした。
直接桜島に行くルート以外にも、寄り道クルーズと言う、違うルートもあるようです。
値段はとても安い、、。
学生に優しいですねとても。
チケットは後払いでした。
桜島に着いて、料金所のようなところを通過するときに払います。
注意!自転車は人道ではないです!車と一緒に乗船
フェリー乗り場に着くと、入船用の建物があるのですが、そこを通過した先に車用の入船ルートがあって、自転車もそこから入ります。
僕は出発5分前くらいにそれを言われてだいぶ焦りました、、。
乗船時間はとても短く、プロ野球のハイライト見ていたら着きました。
桜島に上陸
なんだかとても不安な気持ちです。
真っ暗闇の時間帯に知らない土地に着くのはとても不安がありました。
今日は道の駅に寝る予定なので少しは安心できるはずです。
出発!!
フェリー乗り場を降りてすぐにファミマがあったので、夕飯を購入。
蕎麦をチョイスしました。
ですが、そのコンビニで怖いことがありました。
少し怖そう(精神的に少しおかしそう)な店員さん(本当に失礼ですが)が一人でその時間はお店をきりもりしていたのですが、
そのおじさんが「あそこの道の駅は危険だ、ポンコツみたいなのがたくさんいる」とか言い始めるんですね。
そんなこと言われたら道の駅で眠れるわけないじゃないですか。
なので、近くの公園に避難(?)してそこで寝ることにしました。
でも、それもあの店員さんの罠で、道の駅ではなく公園に誘導することで夜中に僕たちのことを襲うんじゃないか、と言う謎の推理をしてしまう夜中なのでした。
一応、フェリー乗り場からのルートを載せておきます。
ここは、実は足湯もある公園で、夜はやってませんでしたが明日の朝は入れそうです。
公園に着くと、1張テントがあり、めちゃくちゃ安心しました。
自分以外に誰もいないとなるととても不安で眠れないくらいの緊張感です。
かなり寒かったのですぐにテントを立てて中に入って寝支度です。
明日は膝の痛みが取れて快適に走れるといな、、、、、、(切実)。
一日輪行なんて考えもしなかったですが、この輪行が吉と出ることを願うばかりです。
でも電車旅が快適でストレスがなくって、悪くない一日だったなと思います。
明日からはまた走ります。
もうこれ以上は止まれない。
———風の音がうるさくて、この緊張感を表しているようでした。