おはようございます。
今回は、Kodak Portra 160について、作例付きで解説していきます!
Portraシリーズはかなり有名なフィルムで、僕も何度も撮っていますが、一番好きなのがこの160。
実際に撮った写真を参考にしてもらえると何よりです!
Kodak Portra160 (ポートラ)とは
まず、使ったカメラは、
- Olympus om 1
レンズは、
- OM system g.zuiko です。
このフィルムは、プロ・アマ両方によく使われているフィルムで、
特徴は、何と言ってもなめらかさ。
ISOが160なので、滑らかなのは当たり前なんですけど、写真によっては、あれ?これはデジタルで撮ったのかな、、??
ってくらい粒子が少なくて、滑らかな写真があります。
色味
あとは、人によって、レンズによって初めに感じる色の特徴はあると思いますが、僕は、オレンジが強いフィルムだと思います。
使ったレンズが、OM system g.zuiko で、このレンズはもともと、少しオレンジがかっているのでその影響もあるのですが、僕はオレンジ主体のフィルムだと思っています。
彩度は少し低めで、ビビットなカラーではありません。ビビットが好きな方だと、vistaのフィルムとかがいいと思います。
コントラストも少し弱めです。
イメージ的には凹凸のない写真?僕が勝手に作った言葉ですが、、良くも悪くも平らなイメージ。
例えばこの一枚。スペインのバルセロナで撮影。
粒子が少なくて、少しオレンジがかっている。
僕のイメージだと、Portra160は、こういうイメージです。
実際に撮った写真
主に、モロッコと、バルセロナで撮った写真が多いです。
絞り F8 シャッタースピード 1/1000
これは、モロッコですね。旅行の記事も書きたいです。
F5.6 1/250モロッコの市場。
F5.6 1/500
この写真は個人的にかなり好きな写真!!!!
サハラ砂漠に行くまでの道で撮った一枚。
この時は光を遮る影が少なくてかなり眩しい状況だったはずですが、しっかり写っています。
僕の考えではこのフィルムは逆光に強い、光が強くてもしっかり細部まで写るフィルムだと思います。
F5.6 1/250
ラクダに乗って少し移動したんだけど、ア〇ルがこすれて刺激的(めっちゃ痛い)でした。
逆にこの一枚は、室内ということもあって少し青みがかってます。光に対しては素直にその色味を表現するんですけど、室内では青っぽく写ります。
スペインの留学の時の家。レオノールおばあちゃん。
晴れていて日が強い時は、オレンジ。室内や、そこまで日が強くないときは青に偏ります。
Portraシリーズはもともと青がよく映る、と言われている(?)からそういうことなんだと思います。
この2枚も、少し青系が強い。
これらは特になめらかだと思います。
ただ、やっぱり海外と日本のお店によっても、もちろん色味は変わってくると思んです。
帰国してから、何度も同じような色味を試したけど無理でした、、。
空を撮るにはあまり向いていないかも、、。
こんな感じです。全部ほぼ同じような色合いをしてます。
空を単体で撮ろうとするのはあまりオススメできないかもしれないです。
彩度が高くないので鮮やかさに欠ける気がします、、。

まとめ
僕は本当にこのフィルムが好きで、現実の色を、少しやわらかく目に届けてくれる色味です。
特徴は、粒子が少ないなめらかさと、オレンジがかった色合い。
また、日本は富士フィルムだけど、アメリカはKodak、そんなイメージを持っています。
Kodakの代表作のPortraシリーズ、たくさんのカメラマンに使われている名作です。
買おうか悩んでいて、この記事を読んで少しでも参考にしていただけたら、うれしいです。
portra400についてや、portra160と400の比較を知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。