春休みが開けたくらいから、フィルムカメラ一本じゃきついなと思い始めている僕がいました。
デジタルはといえば、2年前ほど前から使っている「Lumix TZ85」を使用していました。
自転車旅にはぴったりだったのですが、普通に撮る分にはだいぶ物足りない感じが。
フィルムだと枚数に限りがあるし、何かいいカメラないかなあと探していると、
Fujifilmが良いとの結論になりました。
やっぱり、フィルムカメラ一本だときつい部分がありますよね。
どうして「X-T2」にしたのかなど、
自分と同じように悩んでいる人には特に参考になる記事かと思います。
Fujifilm を選択した理由
僕はもともとフィルムカメラから入った人間なので、
フィルムカメラを開発していたfujifilmにはとても親近感がありました。
また、インスタやツイッターで各ブランドの事を調べていると、
fujifilmの色味がとても僕にあっている事に気づきました。
今回友人に聞いた情報や調べて参考にした事は、
- canonは中間色
- Nikonとsonyは色味が同じ
- Olumpusはブルーが生える
- Fujifilmはフィルムの再現性が高い
この辺りが今回参考にした情報です。
(間違っていたらごめんなさい)
この情報を聞いた事により、ますますFujifilmが気に入りました。
完全に魅せられてしまった僕は、この時点でFujifilm一択になっていました。
さらに、スペック云々というよりもFujifilmのカメラを作る上でのコンセプトやスタンス?方向性が僕はとても好きです。
上記にもあるように、Fujifilmは元々フィルムカメラを作っている会社です。
そのためあってか、ミラーレスになったとしても35mmフィルムのような、手軽で気張らずにスナップ撮影できるような、そんなカメラを目指しているようです。
なので、カメラのサイズが大きくなってしまうようなフルサイズは絶対に作らないのです。
フィルム会社ならではのこだわりに心を掴まれました。
また、フィルムの影響があり見た目がレトロでとてもかっこいいです。
「X-T2」にした理由
ここまで絞るのは本当に大変でした。
まず、Fujifilmのミラーレスはとても種類が多く(他社も同じくらいなのかな)、把握するのが大変でした。
網羅的に知りたいと思っていたので、全てのカメラを把握した上でスペックを理解するようにしました。
Fujifilmは大きく分けて
- 中判
- コンデジ
- ミラーレス
の3種類があって、レンズを変えたいのでコンデジはナシ、中判は高すぎるのでミラーレス。
というように、消去法的に選ぶことができました。
値段帯的には安すぎず高すぎず、満足して使える上に買える範囲でした。
何度も何度も調べ、頭の中で相関図のようなものをイメージし、
これはこれよりも優れていて、これは少し劣っているが見た目は良い、、、
などと、3ヶ月ほど熟考しました。
その結果候補として、
- X-T20
- X-T2
- X-Pro2
が挙がりました。
X-T20は他の2つに比べて少しスペックが劣っているのを理解していたので、
やや購買欲が低かったと思います。
となると、X-T2かX-Pro2になるのですが、これは本当に迷いました。
どちらも見た目がカッコよくて僕的にはとてもタイプでした…。
決め手となったのは、動画の撮影性能です。
とある記事で「X-Pro2は動画撮影時に再AFができない」をいうのを見て、
それはかなり致命的だな、と思ったのと、X-T2は4K動画を撮れます。
Xシリーズ初の搭載で、4K動画を必要とするタイミングがなくても、良いものは良いので魅力的でした。
ただ、X-pro2の、OVFとEVFを切り替えられる機能もとても魅力的で捨て難かったです…。
2つのカメラを比べた結果、
- X-T2→汎用性の高いカメラで多方向でハイスペック。
- X-pro2→写真撮影に特化したカメラ。
ということがわかりました。
Fujifilmのカメラにしよう!と決めてからずいぶん迷走してしましましたが、
最終的には満足するまで調べ上げたので、X-T2にして後悔はないですね。
早速撮ってみました(全て撮って出し)
カメラそのものの写真を見てもらうため、
加工を全くしていない写真です!(なので少し物足りないかもしれない)
撮って出しでこの美しさですから、本当に満足しています。
Fujifilmの特徴でもある、「Filmの再現性」を遺憾無く発揮していると思います。
他社のカメラ(あるいはレンズ)だったら、もっとパキッとした輪郭だったり色味になってしまっていたのではないかと思います。
パソコンなどの大きい画面で見ると、改めて細部までしっかり写っているな、、、、と。
色の階調が本当に柔らかい。
感動です。
もう既にかなりしっくりきているカメラ
購入して、まだ2週間ほどですが、もう既に何年間も使っているような馴染みです。
いちいち画面を切り替えてISO値やシャッタースピードなどを変えなくても、
必要なものはほぼ全て上部に揃っているので、
本当にフィルムカメラを触っているような感覚がしています。
デジタル、という感覚よりもちゃんと人が作ったんだな、そんな気持ちです。
買ってよかった。
これから使い倒そうと思っています。