2019年の春に、自転車で九州を一周してきました。
重たいフィルム一眼レフは、自転車を漕ぐのにマイナスなことしかありませんでしたが、フィルムカメラで撮りたい!という一心の思いでちゃんとパッキングして持っていきました。
あんなに重たい思いをしたんですから、写真をアウトプットしない手はありません。
旅のそれぞれの記事で載せてしまったものもありますが、この記事は写真のまとめ編、と思っていただければ良いです。
それでは書いていきます。
九州一周自転車旅の記事はここから読めます!
4月の前半でこの度は終わっていたのに書き終えるのに2ヶ月ほどかかってしまった気がします(笑)
全部で2週間くらいの旅でした。
自転車で旅をすると、徒歩や車じゃ絶対に見れない景色があります。
そういう景色を大事にしたくて、そしてその景色を絶対に逃したくなくて、しっかりカメラを持ってきました。
今回使ったカメラ・レンズ・フィルム
- カメラ:canon ae1 p
このカメラの詳細は、このページから見れます。
重たいなあ、とは重ていましたが、565gもあるようです(笑)
前に、このカメラを片手に1日歩いたことがあったんですが、その時筋肉痛になったので、やっぱり重いんだなあと気づきました、、。
- レンズ:Canon FD 50mm F1.4
- フィルム:Fujifilm Superia 400
です。
今更ながら後悔しているのは、僕はKodakのportraがめちゃくちゃ好きなんですが、どうしてそのフィルムを持って行かなかったんだろう、、、ということです。
今回僕が使ったフィルムは、とても安いです。(1つ400円くらい)
対して、portraは1500円くらいするので、もちろん写りが違います。
大事な写真たちだったので、お金を気にせずに買えば良かったな、、、、。
kodak portraの記事も貼っておきます!
旅のフィルム写真を見ていきましょう
九州は海がとても多かったです。
当たり前ですが(笑)
晴れている日が多かったので、海岸線を望みながら本当に気持ちいライドができました。
こちらは「線路×菜の花」が映えるなあ、と思って撮ったのですが、思った以上に色の乗りが悪くて0点な写真になってしまいました。
九十九島。
ずーーーっといきたかった場所で、やっと行けました。
少しガスっていたのが残念でした。
九十九島の反対側の、長崎を撮った写真。
かなりガスっているんですが、夕日に照らされてめちゃくちゃ好きな色味になってくれました。
この景色は、僕だけかもしれませんがめちゃくちゃ地球を感じた写真です。
どうして波は岸に向かって来るんだろう、どうして地球は丸いんだろう、どうして海は青いんだろう、、、
など、考えたり調べればいいことが、反射的にとても不思議に思った写真です。
すごく自然を感じました。
全部の写真の中で、この色味が一番好きかもしれません。
このフィルムはなぜか発色があまり良くなかったんですが、今回のこの写真に関してはすごく良く発色してくれました。
鮮やかで、柔らかくて、好きなタイプの写真です。
本当はもっと鮮やかだったんだけどなあ、、。
本当はもっと大きくてエモーショナルな夕日だったんですが、写真で表すのは難しいですね。
これも中々好きな色味です。
このフィルムの良さ・特徴がしっかり出ている1枚だと思います。
とてもレトロ。
めちゃくちゃ気に入っている、海の写真。
よくこういう写真は撮るんですが、ここまで近距離で海面を撮ったのはこれが初めてで、フレアも出てくれて満足の1枚です。
これは一周し終えた後の別府の写真。
地獄めぐりしました。
湯けむりの街、別府。
街中に温泉が沸いていて、外から来た僕からしたらとても新鮮で不思議な光景でした。
そしてそれが夕焼けに染まってめちゃくちゃエモーショナルでした。
これらはしまなみ海道の写真です。
めちゃくちゃ発色が悪い、、、、。
ここまで悪いと、カメラの中に光が入ってしまったのかな?と疑うくらいです。
ですが、構図的にはとても好きなので、気に入っています。
最後は尾道の写真です。
この街は僕とってとても大事な場所で、子供の頃からずっと行きたかった場所でした。
「ぼくのなつやすみ」というゲームの舞台になっていたのが尾道で、毎日攻略本片手にプレイしていましたね。
何回来てもいい場所です。
まとめ
今回のフィルムは、全体的に発色が悪くて残念でしたが、どれも大切にとった写真たちでした。
(1枚につき20秒くらいかけた)
なので、いい思い出として大切に残っています。
重いカメラを持ってでも撮りたい景色があるので、僕はこれからも重いものを持っていくはずです。
こうやって見返す時間がとても楽しくて、少し切ない気持ちになります。
読んでいただいてありがとうございました!