こないだ、仕事が早く終わったから、
ブックオフに伊坂幸太郎の写真を見にいくついでにカメラを持ち出した。
なんだか最近仕事で疲れているし、
憂鬱な気持ちが続いているから、わざわざ重いカメラ持ち歩くのもなあ….
と思ったけれど、僕は春から夏にかけての陽が長い時期が大好きで、
なんだろう、ゆったり流れている時間を撮れるなら持っていこう、という気持ちになった。
歩道を歩いていると、いい香りがするな〜と思い顔を上げてみると、
ちょうど顔と同じくらいの高さに花が咲いていた。
なんだか物憂げ。
僕が鬱っけの強い感情なだけだな。
古い建物、あった。
これまた古い街灯が、少しほっとさせてくれる。
後ろを振り向くと、西の空に夕焼けが広がっていた。
天気がかなりいい日には、角度によっては富士山も見える。
僕が住んでいた街。
(帰りたい)
もうその日は暗くなってしまったから撮るのをやめた。
結局5冊くらい、伊坂幸太郎の本を買って帰った。
次の日の朝。
すごく晴れていて、優しい、朝らしい陽が注いでいた。
おじいちゃんとおばあちゃんの家に行った。
さびしい気持ちになった。
おばあちゃんちの最寄り駅。
うんと小さい頃、沼津から電車で来ていた頃はよく使った。
夏休みの記憶がほとんど。
あの頃は、電車がなんだか怖い乗り物だと思っていたなあ。
うるさいし大きいし。
とある日の朝。
生活感。
撮影したカメラとレンズは、
Fujifilm X-T2
XF35mm 1.4
でした。
読んでいただいてありがとうございます。